2025年の発表会では、これまでとは少し違う挑戦をしました。
テーマは 「自己プロデュース」
いつもの発表会は、私がテーマや構成を考え、生徒たちを導く形で作っています。
でも、この年はふと思いました。
「生徒たち一人ひとりが、自分で考え、責任を持って自分のステージを作ったら、 どんな発表会になるのだろう」
そんな思いから始まった挑戦でした。
演奏する曲を決めるだけではありません。
発表のテーマや構成を考え、自分らしい表現方法を選び、 一つのステージを自分でプロデュースしてもらいました。
プロジェクターを使って生徒たちを紹介。
弾き歌いに挑戦した生徒。
大好きなプリキュアになって登場した生徒。客席ではペンライトを振ってもらいました!
クラシックだけでなく、ポップスやゲーム音楽などジャンルも自由。
「こんな発表会があってもいい」
そんな思いで、生徒たちのアイデアをできるだけ形にしていきました。
もちろん、準備は今までで一番大変でした。
主人からは、
「これは発表会というより学芸会だね」
と言われたほどです(笑)
でも、それくらい一人ひとりが主役となり、 自分の世界を表現したステージだったのだと思います。
この発表会で私が一番大切にしたかったことは、
一人ひとりが、自分で考え、自分らしいステージを作り、最後までやり遂げること。
人と比べるのではなく、自分の「好き」や「伝えたいこと」を音楽で表現する喜びを感じてほしいと思っていました。
そして、自分で決めたことだからこそ、最後まで責任を持ってやり遂げてほしかったのです。
思うように進まないこともありました。
悩みながら準備を進めた生徒もいました。
それでも、自分で考えたステージだからこそ得られた達成感は、きっと大きかったのではないかと思います。
今回のプログラムには、演奏曲ではなく、生徒一人ひとりが考えた「テーマ」を掲載しました。

そのテーマを思い浮かべながら演奏を聴いていただくことで、それぞれの世界観をより感じていただけたのではないでしょうか。
また、プログラムの表紙には、生徒一人ひとりに「木」の絵を描いてもらいました。 (裏にもあるのですが個人情報が掲載されてるのでごめんなさい)

木には、「成長」という意味を込めています。
同じ木は一つもありません。
大きな木、小さな木、色鮮やかな木、不思議な形の木。
一人ひとり違うように、成長の仕方も一人ひとり違います。
その木を集めると、一つの森のステージができあがりました。
一人では森にはなりません。
みんなの個性が集まることで、豊かな森になります。
そんな教室でありたいという願いも、このプログラムに込めました。
この発表会を通して、生徒たちは演奏だけではなく、自分で考え、表現し、最後までやり遂げるという経験をしてくれました。
そして私自身も、子どもたちの自由な発想や豊かな感性に、たくさん驚かされ、学ばせてもらいました。
音楽には、正解は一つではありません。
だからこそ、これからも一人ひとりの個性を大切にしながら、それぞれのペースで成長できる教室でありたいと思っています。
ご参加くださった生徒の皆さん、保護者の皆様、本当にありがとうございました。
















