レッスン・教育

小学校低学年(6〜8歳)「練習習慣」が育ち始める大切な時期

「発達段階シリーズ」の第2回です。

~小学生低年(6〜8歳頃)の子どもの発達~

幼児期は、「ピアノって楽しい!」という気持ちを育てることが何より大切な時期でした。

では、小学生になると、急に一人で練習できるようになるのでしょうか。        実は、そうではありません。

この時期の子どもたちは、少しずつ「できるようになりたい」という気持ちが芽生え始めます。でも、まだ「将来のために頑張ろう」と考えて行動することは簡単ではありません。

だからこそ、この時期は練習の習慣を育てることが大切です。


「できた!」が次のやる気につながる

小学校低学年のお子さんは、小さな成功体験を積み重ねることで、自信をつけていきます。

「楽しさが伝わってくるね。」

「先週よりリズムがイキイキとしてきたね。」

そんな一つひとつの積み重ねが、

「また頑張ってみよう。」

という気持ちにつながっていきます。


「たくさん練習する」より「続けること」

「毎日30分練習しましょう。」そう聞くと、大人でも少し気が重くなりますよね。

小学校低学年のお子さんなら、なおさらです。

それよりも、

「毎日5分でもピアノに向かう」

そんな習慣を作ることの方が、ずっと大切だと私は考えています。

練習は量よりも、「ピアノを弾くことが毎日の生活の一部になること」

それが、この時期の大きな目標です。


ご家庭の声かけも大切です

この時期は、保護者の方の関わり方も大きな力になります。

「練習したの?」よりも、

「今日はどんな気持ちで弾いたの?」

「何か発見はあった?」

そんな会話の方が、お子さんは嬉しく話してくれることが多いように感じます。

ピアノの時間が「楽しい時間」と感じられることが、自然と練習習慣につながっていきます。


まさきピアノ教室で大切にしていること

この時期は、楽譜を読む力も少しずつ育ち始めます。

私は、「弾けること」だけを目標にするのではなく、

「自分で楽譜を見て考えられる力」

を育てることを大切にしています。

また、幼児期から続けている拍感や音をよく聴くことも、この時期の演奏につながっていきます。

土台が少しずつ形になり、「できた!」という喜びが増えてくる時期でもあります。

焦らず、一歩ずつ。

その積み重ねが、将来、自分で考えながら練習できる力へとつながっていきます。


次回は、「9〜10歳頃」に見られる変化についてお話しします。

教育現場で「10歳の壁」と呼ばれる時期には、子どもたちにどのような成長が見られるのでしょうか。

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